「わたし、預言者的です。癒せます。
シャーマンぽいです!」的な、
自己イメージを維持する為の、
お勉強を重ねて、知識を集めて、
技術を磨いて、獲物集めに奔走し、
自身の誤魔化しや嘘、コントロール、
強欲さ、孤独への恐れ、しがみつき、
そして、この狂気の沙汰を他人に気づかれまいと
ヒッシに取り繕っても、
狂気は狂気しか招かず、
誤魔化しや恐れを互いに渡し合うことにしかならず、
いよいよ、正気を失っていくことになる。
という見解は、おそらく、正しいのだと思います。
自らの意図、やってることに真摯に気づいていくと、
それがいかに幼稚で、愚かしく、
結局は周りを巻き込み、深刻な事態を招いていくことか
が見えてきます。
これに気づくようになると、気配に、言動に、
変化が起こり始めます。
そのような気持ちの悪いメロドラマ、ストーリーへの
関心が全く失われていきます。
あるクライアントの変化変容に観るプロセス。
いまを生きる、ほんとの意味での、現代人になっていきます。
深い気づきの素敵な佇まいです。♪
※ドストエフスキー原作の『カラマーゾフの兄弟』
DVD3枚、3時間以上の大作でした〜。
彼は、人間というものを知ること、
自分の奥深くに気づくことを
あの手この手でよ〜く描いていて面白いです。