ヘンな子だったエピソード

母は、近ごろ、会う度に言います。

『他の子どもは、母の腕枕を喜んだのに、
あなただけは、「窮屈だ」と嫌がった。
(笑)

まだ2歳なのに、自分から「一人で寝る」と言い出して、
別の部屋に行ってしまった。

母や大人が側にいなくてもぜんぜんへっちゃらで。
そんなヘンな子どもだった。(笑)』

母からすると、なんだか理解し難いところのある
子どもだったと、
幾つも、幾つも、ヘンな子だったエピソードを
孫達に熱く語ります。

必要とされていないように感じることさえあったようで、
きっと寂しい思いもさせたに違いありません。

けれど、母の偉いところは、
分からないから、放っといてくれたことです
余計なことは言わないでくれたことです。

「あなたは、変わった子だね。
けど、なるほど間違ってるとも言えないから、
好きにしたらいいよ。」

と、そんな、素敵な感じだったのが
全くもって、有り難いことでしたね。

あ、
オリーブの木に実が一つ、
ついていました!♪

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