人々は、あるがままの現実を見ることになど興味はなく、
上書きの現実を、いかにより良いものにするか!に躍起です。
上書きの現実は、「上書きである」ことが暴かれないように、
驚くほど狡猾に、仕組まれています。
記憶の変換までも、実に見事に行われます。
そうやって、ストーリーに真実味を感じ、
苦しみの中に居続けることを可能にしている人間の構造は、
あまりに精密によく出来ているのだから、
この「上書き」に気がつかないのも、
まったくもって、仕方が無いのです。
けれど、
この上書きの現実があばかれ崩れ落ちるが起きるなら、
それは、それは、素晴らしいのです〜!
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